生体認証、カナダ銀行がセキュリティー強化に応用の可能性

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生体認証システム

“生体認証、カナダ銀行がセキュリティー強化に応用の可能性”

そう遠くない未来、銀行は顧客のタイピングの法則から詐欺を未然に防ぐことができ、自動車も所有者の心臓の微量の電気信号を識別することで開錠でき、仕事のオフィスでも従業員の顔を認識するセキュリティーシステムが用いられることになるかもしれません。

生体認証の専門家によると、個人の声、指紋などの特徴を測定すること、つまりジェームズボンドの世界のような方法が現実になりつつあります。

しかし、これらの特徴的な認証プロセスには一般的なパスワード設定とはさらに違う、高度なセキュリティーの前提が必要になってきます。
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生体認証の利点の一つに挙げられるのが、パスワードなど、覚えるのに一苦労な数字の羅列を暗記する必要がないことです。

使用者の心臓の電気信号を識別することで使用者かどうか認識することを可能したリストバンドNymiを製作したカール・マーティン氏によると、“人間はもっともっと安全で高度なセキュリティーの壁を作り出すことに必死になっています。1日に何回、人は自分が自分であることを証明する必要があるでしょうか。パスワード入力や生体認証や他の方法で。

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BioConnect社の戦略担当、ビアンカ・ロペス氏は次のように語ります。
“銀行、そしてその他の金融機関は今までもこれからもずっと生体認証技術を最も早く適応している業界に当たるでしょう。何故なら彼らの顧客は自分の財産を守るために常に最高のセキュリティーを求めていますから。 

カナダロイヤル銀行は現在、網膜認証、顔認証、声帯認証や指紋認証の試験運用を実施しています。そして2017年には顧客に適応していく方針です。

有名な生体認証といえば、アップル社のiPhoneに用いられている指紋認証システムです。この技術によって、iPhoneの使用者はさらに簡単に使用することが可能になり、生体認証の概念や利便性がさらに周知されるようになったと、マスターカード社のデニス・ガミエロ氏は語っています。

今までに紹介した生体認証の方法をさらに踏み込んで紹介すると、次のようなことも可能になるのです。例えば、スマートフォンをどのようにスワイプするかはそれぞれの使用者によって特徴が現れます。これを生体認証で識別、認識することによって、使用者かどうか確認できるのです。

将来、行動分析による生体認証によって、詐欺やハッキングなどの犯罪を未然に防ぐことが可能になるのです。
さらに生体認証を応用すれば、オフィスで、自宅そして商業施設で温度を調節したり、その使用者の適切な環境を設定したりできるようになるのです。

このような情報を聞くと、生体認証に生活や命を管理されるのでは?と不安になったり、不快感を抱く人ももちろんいるでしょう。

しかし、究極的にいえば、整体認証は顧客の大切な個人情報をさらに安全なレベルで守ることを可能にするということなのですと、生体認証に詳しいクリスタ・ジョーンズ氏は語っています。