運転技術自動測定サービス「TrueMotion」

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運転中の女性がスマートフォンを見る

ドライブ情報提供サービス「TrueMotion」

TrueMotionは、ドライバーの運転技術や運転履歴をダイレクトに測定・スコア化・フィードバックしてくれるスマートフォンアプリを提供しています。

公式サイト
https://gotruemotion.com/



TrueMotionとは?

世界では、1-34歳の死因の第一位は「交通事故死」です。
多くの若者が交通事故で命を落としています。

また、車社会であるアメリカでは、若年層の交通事故が社会問題化しています。

TrueMotionは、ボストンにオフィスをかまえる約20人規模のベンチャー企業です。

前身はcensioという会社で、2015年には、複数の有名ベンチャーキャピタルから合計1000万ドル(約10臆円)を調達。
設立後からは累計1300万ドル以上の資金を調達していることで注目されています。



TrueMotionのアプリでできること

TrueMotionは、一般ユーザー向けに無料でアプリを公開しています。
アプリでは、以下の機能を利用することができます。

①登録メンバーの走行位置・走行履歴を把握

 GPS・加速度計・ジャイロセンサにより、登録メンバーの現在運転位置を確認することができます。
 また、車内で運転しているのか/バスや電車などの交通機関で移動しているのか/駐車しているのかも知ることが合出来ます。

②運転の危険度を自動測定 スコアで評価

 ユーザーの“危険運転度”をポイントで可視化することができます。
 アプリ内に搭載されている加速度測定機能やブレ測定機能を用いて、“スピードの出しすぎ”や“蛇行運転”を自動で感知。
 危険運動度をスコア化します。(100ポイントが安全運転)

③事故の元である、よそ見運転時間を測定

 運転中に以下の動作をしている場合、センサが反応し、危険行動として記録します。
 ・車内のボトルホルダーに入れたスマホを見たり触ったりしている
 ・車外をよそ見している



スマートフォンナビシステム

ビジネス注目ポイント

①保険はセルフサービス・従量課金の時代へ

TrueMotionのソリューションにいち早く注目しているのが、米国の自動車保険業界。

欧米ではテレマティクス保険(カーナビや専門のガジェットをはじめとした情報端末を利用して、運転情報を記録。
記録をもとに保険料を算出するサービス)が主流になってきており、TrueMotionのようなソリューションに期待が集まっているのです。

テレマティクス保険には、以下のようなメリットが。

・事故率が低い優良ドライバーには保険料を安く提供することで、ドライバーに最適な保険サービスを提供することができる
・事故等をアプリで自動感知/記録することで、保険会社の経費削減
・ドライバーの事故率低下

また、日本でも、外資系保険グループであるアクサダイレクトやチューリッヒでは、今年からテレマティクス保険を試験的に導入。
内資保険会社も導入を検討しています。


②アプリによる自動測定・コーチングに注目

TrueMotionのアプリでは、運転技術を自動測定し、フィードバックしてくれます。
欧米では、ユーザーの技術をアプリで自動測定・コーチングする技術の開発が進んでいます。

運転技術のほかにも、医療現場・教育現場・工事現場など様々な現場で応用できそうです。



日本でも、毎年継続的に約4,000人が交通事故で命を落としています。
TrueMotionのようなソリューションが、交通事故問題の解決につながると期待されています。