若者のクリスマスに対する消費行動から学べること

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クリスマスの消費行動

冬休みは家族のための時間であると思っている人々は多いのではないでしょうか。

しかし、子供のいない若い大人、そしてまだまだ休暇期間にいろいろなことをしようと考え始めていない家族はどうなっているのでしょう。

この記事ではマーケティング担当者の大好きな18歳から30歳までの人々に関しての話を展開していきます。
ある調査会社による2015年クリスマス休暇中の18歳から30歳までの若者がどのようなアクティビティーや欲しいものがあるのかをここで取り上げます。

この調査をより細かく分けて見てみると、その人が独身か既婚者であるかによって、クリスマス休暇の過ごし方には大きな違いがあることがわかります。

若者の旅行に関して

若者は旅行を好む傾向が高いようです。そして彼らの旅行頻度のピークは休暇期間中にピークを迎えます。特に若者は12月の休暇中に旅行をしたいと考える割合が非常に高いのです。これはどの世代と比べても突出しています。

異性愛者のカップルについて考えてみましょう。カップルの内、女性が計画を練ることが通常のようです。(彼女らは旅行期間中の天気も調べることが多いようです。)彼らは直接予約することを好み、23%が旅行代理店に相談することを好まないという調査結果も出ています。

子供のいる家族はファミリーフレンドリーな旅行先を選びます。アメリカで言えばオーランドやサンディエゴです。しかし、子供のいる家族は150キロ以上の移動を好みません。結婚していて、子供のいないカップルはラスベガスやメキシコのリゾート地を好んで訪れるという調査結果もあります。

18歳から30歳のゲイやレズビアンのカップルはあまり国内旅行を好みません。28%はクリスマス休暇中に車をレンタルする代わりに、海外旅行をする傾向が高いのです。 オーストラリアは常に一番人気の海外旅行先です。なぜなら、12月はレジャーにも家族で訪れるにしても満足のいく時間を過ごすことができるからです。

その他の海外旅行先の候補としてあげられるのはスペイン、タイヤブラジルです。 ゲイやレズビアンのカップルはキューバを好んで訪れます。

しかし、一人で海外旅行をしようと考えている人は、自分でどこに行くのか決められないからか、好んで文化的で教育的な旅行パッケージツアーに参加する割合が大きいです。 独身の若者はウィンタースポーツを楽しむために山に向かいます。スキー場では結婚しているカップルの3倍の数の若い独身者を見ます。

ジェンダー(両性愛者、異性愛者、両性愛者など)はとても重要な役割を果たします。男性は41%がアクティブウィンタースポーツのスノーボードなどを楽しむ傾向が高く、50%がスキーを好むという結果が出ています。

もちろん、若者の多くがクリスマス休暇中に実家を訪れます。興味深いことに、独身男性の方が独身女性よりも実家を訪れる割合が大きいのです。インド系や中国系の若者になると、これより2倍も高い割合で実家に帰省します。 結婚している若者でも、海外に住む家族を一人で訪れることがあります。

オフシーズンの旅行先として、北欧のアイルランド、フィンランドやスウェーデンが人気です。そして日本やインドネシアも海外旅行をしようと考えている若者たちの人気が高まってきています。

若者のエンターテイメントに関して

若者世代は物質的なものよりも経験を好んで購入することがわかっています。彼らはその他の人々の2倍、コンサートや映画のチケット、スポーツイベントなどに興味を示す傾向があります。

18歳から30歳の若者に関してその他の世代と比べて大きな違いがあります。それは食べ物に対してのお金の費やし方です。65%の若者が頻繁にレストランを訪れます。77%がレストランのレビューサイトを頻繁に利用し、他のどの年代のグループよりも外食でお金を使います。

彼らは3倍の高い割合で高級レストランを訪れることがわかっています。26%はカジュアルなレストランチェーンにはあまり訪れないことも判明しています。街中にはたくさんのお手軽値段のレストランチェーン店がありますが、22%の若者はそのような便利環境に住んでいたとしても、手頃なピザ屋さんにはあまり赴かない割合が高いのです。

若者の電子機器に関しての行動

電子機器に対しての若者の興味は跳ね上がります。電子機器に興味を示す若者グループは女性よりも男性に多くの割合を占められています。男性と女性で見ると、そのうちの77%が男性なのです。

去年に関して言えば、ヘッドフォンの分野が多く若者の関心を引いていました。 この傾向は2016年中も続いています。特にアップル社はヘッドフォンの分野に力を入れなくなったとしても、若者から絶大な注目を浴び続けています。 新型マックブックがお目見えします。

しかしこの高額なラップトップよりも低額なブランドの製品が若者に好まれています。(若者世代はクリスマスの贈り物にコンピュータという選択肢を含まないようです。) 彼らはApple Watchにも興味がありません。iPadはかろうじて既婚女性に人気が高いようです。しかし他のタブレットは人気を獲得していません。

2015年の調査から判明したことの内、ゲーム端末への高い注目があります。 この状態は2016年も継続しています。PlayStation4やXBOX ONEはすでに発売から3年を迎えています。しかし、現在もゲームの分野で高い支持を保持しています。新しいテクノロジーが必ずしも高いセールスを生み出すとは限らないことを踏まえたとしても、ヴァーチャルリアリティーメガネやPlayStationはさらにゲーム端末の分野を活気づけることが予想されています。

若者による贈り物に関すること

クリスマス休暇中、若者とって贈り物はそれほど大きな意味を持たないのです。それどころか、贈り物をする行為は後回しにされがちです。

クリスマス前の数日間に一番買い物をした顧客を観察してみると、若者世代は2倍消費することがわかっています。しかし彼らはブラックフライデーやサイバーマンデーには興味を示さず、92%がオンラインショッピングを行うことがわかっています。

12月24日には誰が寒い街中を歩き回っているでしょうか。それは男性です。既婚カップルの女性側より、男性側の方がギフトを渡す割合が高いのです。 独身男性に人気のギフト候補は香水、チョコレートなどです。独身女性は男性が最後の時間まで街を歩き回るのに対し、ギフトカードを渡してしまうことが多いようです。

若い女性はクリスマス休暇を自分たちへのご褒美を買う期間だとも認識しています。 これはなぜなのか。彼女たちはブーツ、スパトリートメントやコスメティック用品に高い関心を示しています。さらに彼女たちは自分にジュエリー、フォッションアクセサリーやヘアトリートメントを好んで購入します。彼女たちにとって、12月はハンドバッグを購入する機会に最適であるとも認識されているようです。

男性と女性の間には子供にあげるギフトに関して違いがあります。女性は自分の子供にバービー人形を買う割合が高く、男性はおもちゃの電車セットを買う割合が高いのです。独身女性に関して言えば、ドールハウスに関心が高いようです。 独身男性に関して言えば、子供に対して、教育的なおもちゃやスターウォーズのフィギュアをあげる割合が高いようです。

このデータをどのように用いるべきか

このデータはとても幅広く分析されているのでまるでこれ自体がクリスマスプレゼントのように思われるかもしれません。 しかし、これをまるで占星術のように信用しても、他にもたくさんの驚くべき例外があることを踏まえなければなりません。 事実、18歳から30歳の世代に関して言えるステレオタイプの中で唯一確かなのが、彼らが他のどの世代よりも異なったニーズを持ち、個人主義的であるということです。

ということで、そろそろ今年も終わりに近づいています。ビジネスに関して幅広く分析するいい機会ではないでしょうか。


参考URL

http://www.marketingtechnews.net/news/2016/dec/22/what-can-we-learn-younger-generations-christmas-spending/