美しさだけではない!日本人らしい配慮がなされている物件が沢山!

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京町家 庭イメージ

近年注目されている京町家の物件は、リノベーションされている物件が多数を占めています。外観は昔ながらの「京」を残したまま、内装だけが現代風になり、住み易いと評判です。

しかし、リノベーションされた物件だけが、賃貸となっているわけではありません。内装も昔ながらのまま残されている物件もあり、それが良いとされている方もいらっしゃいます。

京町家は、間口が狭く奥行が深いため、「うなぎの寝床」と言われています。多くは住居として利用されていますが、喫茶店などの飲食店として利用されることもあり、そのような飲食店を「京町店」と言います。京町店は日本人だけではなく、外国人観光客にも人気があり、年中賑わっています。

では、そんな京町家の物件について、いくつか利点を挙げていきます。

古い家屋ながらも、プライバシーの配慮がある!

玄関の戸には「格子」と「すりガラス」が使われていて、外からは中の様子をうかがうことが難しくなっています。逆に、中から外の様子を見ることが出来るため、玄関先に誰かが居ても、自分が表に出ない限り、自分の姿を相手に見られるということはありません。

また、窓の外側にも「出格子」があり、玄関と同じく、中が見えにくくなっています。格子に顔をあてて、格子の間から中を覗き込まない限り、中が見えることはありません。つまり、カーテンをしなくても、ある程度はプライバシーを守ることが出来ます。

隠し階段のおかげで、収納スペースを圧迫しないつくりになっている!

京町家の物件は中が狭いため、実は色んな部分に細かな配慮があります。

数多くの配慮がある中でも、「隠し階段」と呼ばれる階段は、押入れの内部に階段をつくり、階段の下部を収納スペースとしています。

高さを使った押入れなど、出来るだけのスペースを確保するため、京町家の階段の角度は急になっており、慣れないと上り下りに恐怖感があるかもしれません。

逆になだらかな角度にすると、階段の長さが増えることと、収納スペースの高さが確保できないといったデメリットがあります。隠し階段はデメリットを解消させるための手段が盛り込まれた建築だといえます。

中は光がたくさん入る仕組みになっている!

外から見ると内部が暗そうに見えますが、「縁側」と「坪庭」で、光が差し込む計算がなされており、実は灯りがなくても、昼夜問わずある程度は身動きが取れるくらいの明るさが確保できているのです。

外観とは裏腹に、内部は明るくなるよう配慮されているため、非常に住み易くなっています。

その他にも、さまざまな配慮がなされていますが、特に配慮されている部分について書きました。

いかがでしたでしょうか?京町家には、美しさだけではなく、日本人らしい配慮がなされている物件が数多くあるということがおわかり頂けたかと思います。少しでも、京町家の物件に興味を持って頂けることを願います。