富裕層が知るべき投資資金の管理方法と税金対策の極意

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富裕層が足を組んで座っている

富裕層にとって財産を効率的に増加させることは非常に重要なことですが、その投資方法により大きな違いが有ることを認識して実践している人は少ないものです。

投資を行う場合には、利回りの良い高額の銘柄や不動産、或いは大きな価格の上昇が見込まれる物件などに投資を行いがちです。

これは、高額の物件を購入した方がその変動の管理が単純な上、売却などの手間も一回で済むため売却の際にも管理がし易いという理由があります。

投資家の中には複数の銘柄に投資を分散するという場合も有りますが、これはリスク対策のためと考えられがちで、高い利益を得るという観点ではあまり効果的な方法ではないと考えられがちです。

しかし、実際には一つの高額の物件に対して投資を行うことは異なる面での問題が有ります。

その大きな問題は万が一価格が下落したときに損失が大きいという問題ですが、もう一つの大きな問題は税金対策という問題です。

税金の課税方法は一般的には高額の利益を上げるほど割合が高い累進課税と言う方法がとられています。

その為、高額な投資を集中的に行いこれによる利益を得た場合にはこの利益に応じた課税がされることになり、多額の税金が徴収されることになります。

一方、複数の物件に分散して投資を行いこれらの物件で利益を得た場合、その利益を受け取る年度を分散させることで課税年度がかわるため、課税される税金の金額が分散されるとともに、その総額も年度毎に算出されるためより少ない金額ですむということになります。

さらに、投資を分散させるということは相続や譲渡に於いても効果的な税金対策となります。

投資物件を相続する場合には高額の物件を相続したり譲渡する場合には高額の相続税や譲渡税が掛かりますが、複数の物件を分散して譲渡したり相続することで相続税や譲渡税を抑えることが可能となります。

特に譲渡税は毎年一定の金額までは譲渡税が掛からないという制度も有るため、この制度を利用することで少しずつ生前譲渡をすることで相続税の節税を行う例も少なくありません。

投資を行う物件が一件の高額な物件の場合には分散して譲渡することが難しいものですが、複数の物件に分散している場合には毎年少しずつ譲渡することで大幅な節税が可能になるのです。

富裕層にとって税金対策は大きな問題となります。

一度に多額の利益を得た場合には、その利益の額に応じて高額の税金を納入する必要が生じるため、利益を分散して税額を減らすことは効果的な節税策となる上、資産を有効に活用する上でも非常に重要な方法となります。