古き良き京町屋の文化や生活について

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中庭イメージ

日本の観光名所としては様々なものがあり外国人などにも人気がありますが、中でも日本らしさという点では断然京都が人気です。

古都京都の象徴、京町屋

京都は古都としての雰囲気を残す様々な建築物や神社仏閣などが残存しており、古くから伝わっている日本独自の建築が特徴的な家屋や、それらが並んだ街並みなどが観光名所として人気のスポットとなっています。

そういった京都ならではの日常風景に溶け込んでいる住居が京町屋で、そこから様々な京都の文化や生活が見て取れるようになっています。

京都は江戸時代前までは日本の首都的な存在であり、古くから神社仏閣などが様々に建立されたり、文化や生活の中心地として栄えていました。

京町屋の様式は平安時代にまで遡ることができますが、統一された形式というものは実はありません。ですがうなぎの寝床とも言われるような長屋で奥行きが長いのが平均的な特徴となっています。作りに関しては伝統的な軸組木造であり、間取りには京都らしい色とりどりの庭が設えられています。

また京都の都市部の特徴である碁盤目の道なりと合わせて、京町屋の構造は道を挟んでの住民の交流やふれあいや商いをするように作られ、軒を連ねるようになっています。そのため、京都住民の温かい風土や文化や生活がそこではぐくまれていきました。

都市の文化としての京町屋

このように京町屋というのは、あくまで都市部での高密度に住居する中で育まれた形式であり、その文化や生活には商いなどの文化的な面と同時に、京都の豊かな自然を取り込むなどの創意工夫などもなされています。

外側に面する格子戸や、数少ない開けているスペースである中庭、そして天空を意識した天窓や高窓などに様々な自然を取りいれているのが特徴となっています。

また京都は四季折々の季節の風合いも美しいのですが、高温多湿の夏場などもあるので、その風通しなどを良くするための工夫なども文化や生活に取り入れられており、外見だけが綺麗というわけではなく、歴史と共に歩んできた軌跡が楽しめるのも観光名所としての人気の秘密でとなっています。

これからの京町屋

これらの京町屋は京都の地元文化を示すものなのですが、やはり古くから存在しているということから修繕や維持などに関しては様々な問題が起きているそうです。

住民の高齢化などの問題もありますが、アーバンツーリズムとして最近では海外からの旅行者にも人気があり、今後も保持していくべき京都の文化が京町屋と言えるでしょう。