世界市場第2位 イーサリアムの市場価値はどれくらいなのか

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イーサリアムはあのビットコインと同じような、中央集権的な組織を置かず、世界中の利用者の間で繋がる分散型システムで運用される、いわゆる仮想通貨と呼ばれる物の一種です。

システムが本格的に稼働したのが2015年7月と比較的新しいにも関わらず、ビットコインに次ぐ世界第2位の市場価値を誇る仮想通貨です。仮想通貨全体の時価総額が約8640億円で、その内ビットコインは約7000億円、イーサリアムはそこから大きく水を空けられているとは言え、ビットコインに次ぐ約830億円の時価総額を誇っています。ビットコインとイーサリアムの2つだけで、仮想通貨全体のおよそ90%近いシェアを占めています。

システム稼働当初は、1ETH=0.01BTCで、そこから一時1ETH=0.006BTCまで低下しますが、2016年2月あたりから徐々に市場価値か上昇し始め、2016年3月には、1ETH=0.037BTCとなり前年末と比べると約12倍という驚異的な伸びを見せました。

仮想通貨は、別名で暗号通貨とも呼ばれ、暗号を解読した人に発行される仕組みですが、暗号自体は限られている為、いずれすべての暗号をしてしまって、最終的には発行自体が出来なくなります。すべての仮想通貨が発行されてしまえば、後は市場での評価によって価値が決まる仕組みになっています。

こうした、発行量が限られているという性質は環境の変化や需要によって価値が変化する、金やダイヤモンドといった鉱物資源とも共通しており、投機的な対象として仮想通貨を見る人もいます。

また、イーサリアムは従来の仮想通貨とは異なり、様々な契約や財産を扱える、自由度の高い設計になっており、ビットコインよりも応用性が高いという特徴があります。その為、海外の大手銀行や証券会社から注目を集めており、今後決済方法として利用しようと考える企業が増える事が予想されます。

しかし、仮想通貨は従来の銀行に頼らない商取引が出来る反面、発行元が分からないという秘匿性の高さから犯罪に使われたり、国が管理する貨幣の価値を揺るがすといったデメリットもあります。

また、海外では認知度が高いイーサリアムもビットコインなどと比べると、日本ではまだまだほとんど知られていない上に仮想通貨自体を決済方法として普及していない為に、投資目的にせよ決済目的で使うにせよ、日本ではあまりメリットが感じられないのが現状です。その為、決済目的で保有するのか投資目的で保有するのかをしっかり考えてから購入する事が重要になります。