フォルクスワーゲン傘下のカーシェアリング会社「MOIA」

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カーシェアリングをしているスーツ姿の男性の画像

ドイツ・ベルリンにカーシェアリング会社が誕生しました。

その名もMOIA(モイア)。フォルクスワーゲンが出資したカーシェアリングサービス会社です。

フォルクスワーゲンはディーゼル車の燃費不正問題でニュースとなりました。

この騒動を機に不買運動や多額の制裁金を求められる事態にまで発展しました。

フォルクスワーゲンといえばドイツ国内はもちろん世界中に需要があり、フォルクスワーゲングループの販売数は世界一です。

しかし、上述の問題により生じた損失を穴埋めする必要があり、電気自動車やカーシェアリング、また自動運転技術車にも数十億ユーロもの投資をしています。

そんな中、誕生した同社のカーシェアリングサービスは意外な発想です。

フォルクスワーゲンCEOのミュラー氏は、「将来全ての人が車を所有することはないかもしれないですが、弊社が何らかの形でお客様と関われたらと思います」とインタビューの中で語っています。

自動車会社のCEOが、公式の場で将来人々が自動車を保有することがなくなるということを名言しているのも驚きですが、時代は明らかに所有ではなく共有することに動いています。

カーシェアリングやオフィスシェアリング、シェアハウスなどはもはや当たり前のものとして生活に溶け込んでいます。

「所有することはコストがかかり、それほど多く利用しない。それならば共有することでコストを抑えよう」という考え方も浸透しています。

MOIAは今世界中でサービスを拡大しているUberに対抗するものと言われています。

MOIAはサンスクリット語で”魔法”の意味。同社のゴールは、ユーザーのニーズに対して魔法のようなサービスを提供することです。

2017年にはスタッフの増員を図り、同年終わりまでに急成長を見込んでいます。

またフォルクスワーゲングループは、ハンブルクをはじめとしたドイツのハンザ同盟都市と3年間の戦略的モビリティ・パートナーシップを結びました。

このパートナーシップの目標は、環境に優しく、安全で信頼でき効率的な都市の移動サービスを目指すこと。

これに成功することでヨーロッパに於けるサービス拡大の足がかりとなることでしょう。

参考URL:
https://www.moia.io
http://www.reuters.com/article/volkswagen-strategy-idINKBN13U127?utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&utm_content=58454b0a04d30119aa7bdebb&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter
https://asagaku.com/chugaku/newswatcher/4725.html
http://forbesjapan.com/articles/detail/14484
https://techcrunch.com/2016/12/05/volkswagen-launches-moia-a-new-standalone-mobility-company/
https://www.volkswagenag.com/en/news/2016/12/MOIA_Neues_Unternehmen1.html