ビットコインをより簡単に「Bitit」

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外国人の男性がビットコインをタブレットで購入している画像

世界中に熱狂的ファンも存在するというビットコイン。ナカモト・サトシという人物が考案したブロックチェーンという理論の中で登場する仮想通貨です。

ビットコインを取引するにあたって銀行のような中央管理システムは存在せず、P2P(Peer to Peer)で利用者同士が取引を行います。

日本では2016年5月に「仮想通貨関連の改正法案」にてビットコインが支払いや決済方法の手段の一つとして認められました。

国によってはビットコインを規制しているところもありますが、ビットコインの普及と共に、近年ではビットコインに関するスタートアップは次々と登場しています。

フランスで誕生したBititというスタートアップ企業は、現金で手軽にビットコインを購入できる方法を考え出しました。

Amazonのギフトカードなどと同じように、ギフトカードとして店頭で購入することが可能です。

価格帯は25ユーロ〜250ユーロまで取り揃えています。

魅力はその気軽さにあります。

同社はカナダの会社Flexepinと提携し、カナダやオーストラリアのコンビニエンスストアでギフトカードを置ける設置店を拡大しているところです。


■ビットコインの通常の取引方法

ビットコインを購入するにあたっては、予めアカウントを開設しておく必要があります。

アカウントは銀行のように煩雑な本人確認や手続きがあるわけではなく、自動的に割り振られた数字が自分のアカウントとなります。

通常、ビットコインを購入する際は取引所/販売所にて売買を行いますが、取引所によってビットコインの取り扱いが異なり、手数料がかかったり特定の通貨を取り扱っていなかったりします。


■従来と比べてどのような点が画期的なのか

Bititもビットコインの取引所として機能しています。

実際に同社のHPを覗いてみると、25~250ユーロの価格帯でビットコインを購入できるプラットフォームがありました。

画面はシンプルで非常に見やすく、使い勝手が良さそうです。

それもさることながら、プリペイドカードとして購入できることが、初心者にとってビットコインの利用を始めるための垣根を低くしているという点で評価できます。

また、ビットコインを購入して10分以内にシステムに反映されることも大きな特徴の一つ。

通常ではビットコインは購入してからシステムに反映されるまで約一週間かかると言われています。

価格帯が25ユーロ〜と低く設定しているので、誰にでも始められる”投資”です。

ビットコインは金のように市場価値が変動します。

需要が高まれば高まるほどビットコインの価値がさらに高まり、資産として保有しておくことができます。

ただし、変動が非常に激しいので動向は常に注視しておく必要はあります。


■CEOのコンセプト

共同設立者兼 CEOのNicolas Katanは、Venture Beatの記事の中でこう言っています。

ビットコインは銀行やクレジットカード会社が不要になるくらい革新的な存在であると強く確信していると述べた上で、その問題点についても触れています。

ビットコインは(その複雑性によって)人々にとって理解が難しく、詐欺の可能性もあると述べています。

Katanはこの二つの問題についてBititが解決できることを望んでいます。


■今後の展開

同社は当初フランス国内にてこのプリペイドカード販売を行っていましたが、カナダの企業Flexpinと提携することによりカナダ・オーストラリアといった販路の拡大を図っています。

他の国のビットコインスタートアップ企業と提携することでさらなる販路拡大も期待できます。


参考URL:
https://bitit.gift
http://venturebeat.com/2016/03/24/paris-based-bitit-launches-to-let-you-buy-bitcoins-from-100000-physical-stores-around-the-world/
http://www.econotimes.com/Bitit-seeks-to-expand-cash-for-bitcoin-buying-to-50000-more-outlets-404550
https://news.bitcoin.com/100000-locations-worldwide-can-now-accept-bitcoin-bitit-gift-cards/