ハッカーからスマートフォンのアプリを守る「SEWorks」

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セキュリティを握っている手の画像

2013年アメリカ合衆国サンフランシスコで誕生したスタートアップのSEWorks。

「ホワイト・ハット・ハッカー」と呼ばれるコンピュータ・セキュリティのスペシャリストが設立メンバーであり、セキュリティの脆弱性を精査します。

このSEWorksはSoftBank Ventures, Qualcomm Ventures, Samsung Ventures, Smilegate Investment, Wonik Investment Partnersから8.2百万ドルの資金を調達しており、期待の高さが伺えます。

今回のシリーズAの投資に先立って、SoftBank Ventures, Qualcomm Venturesから2百万ドルの投資が行われています。

SEWorksのセキュリティ診断はAppSolidという名前で、アプリをデコンパイル・改竄・重複などからアプリを保護し、アプリが終了するとバイナリ保護されることでアプリ開発者がセキュリティ強化をする必要が無くなります。

CEOであるMing氏は、同社の強みについてこう説明しています。

「私たちのチームは攻撃と防御両方の視点を理解しているので、私たちは高度なモバイルアプリセキュリティに関しての解決策を提示することができるのです。」

「また私たちは最新のハッキング攻撃に対し創造的で効果的な方法を考え出すことができます。」

SEWorksに所属している9人のホワイト・ハット・ハッカーはセキュリティ分野で非常に高い能力を持っており、”ハッカーのワールドカップ”とも呼ばれている「DEF CON」にて決勝まで残りました。

同社が保有している製品は他にもあり、難読化技術を駆使しクラッカーからアプリを保護するwebベースのサービス・Medusah、アプリ偽造防止サービスのApp Zerver, スミッシング(SMSなどを駆使して権威あるサイトからメッセージが送られてきたかのように偽装し、フィッシングサイトへ誘導する手法)から保護するS-Guardなどがあります。

2013年に設立してからすでに上記のような製品のラインナップを生み出している同社の成長に期待が高まります。

参考URL:
https://www.seworks.co/index.html
http://venturebeat.com/2016/12/01/mobile-app-security-startup-seworks-raises-8-2-million-from-softbank-qualcomm-samsung-others/
http://www.forbes.com/sites/jenniferhicks/2014/05/25/seworks-hackers-in-the-house/#4d838b515ec2